2018/07/11

8th Album「MILESTONE」Special Interview

 
花開く原点回帰と新しいトライ!
秘密のヴェールも脱いだ意欲作!

——前作『THE SHOWCASE』から2年ぶり、15周年イヤーを挟んでのアルバムになりますが、今回はどんな気持ちで制作に取り組んでいましたか?
敬多:これを聞いた人が、Leadのこんな面は見たことないとか、こんな歌い方は聞いたことないとか、これからのLeadに対してワクワクしてもらえるようなアルバムになったらいいな、という思いで作ってました。15年を経たこのタイミングでやることに意味がある曲もあるし、原点回帰をしながら新しいことをやってる感覚があって、楽しみながら作れましたね。
伸也:アルバムリリース後のライブを見据えて制作していたので、ライブの演出とかステージパフォーマンスも含めてイメージしながら作ってました。いろんな側面でLeadの新しい部分を出したかったし、ジャンルにとらわれず、いろんなことにトライしながらLeadの色を見せていこうと。そうすることでLeadを知らない人にも届くといいな、と思っていました。
輝:今回のアルバムは、6年前のアルバム『NOW OR NEVER』とまったく同じ発売日なんです。『NOW OR NEVER』はメンバーの(中土居)宏宜が脱退するという話を聞いた上での制作だったんで葛藤や不安を抱えながらつくったアルバムで。それと同じ日に節目となるアルバムが出せることに特別な思いはあります。そこからの6年や、15年間で背負い込んだもの、これからLeadをどう見せていきたいかっていう、いろんな思いを詰め込んだ一枚になったなと思っています。
——「MILESTONE」というタイトルにはどんな思いを込めたんですか?
伸也:“通過点”みたいな感じですね。ここまでの道のりを大事にしながら、ここからいろんなことを計画してさらに仕掛けていきたいねと。いろんな期待を感じてもらえるような動きをしていきたいという思いを込めて「MILESTONE」としました。
輝:今回はまず初めに「これからのLead を感じてもらおう」というテーマをざっくり掲げて制作していったんです。ジャケットの“線路の上を歩いてる”みたいな絵面もみんなで先に共有していて、この線路の続きをどんどん作っていきたいねっていうビジョンがあったので、それに適した言葉は何だろう?ってタイトルを考えていったところもあるんです。
——リード曲「Love or Love?」はアッパーで派手なポップナンバーですね。EDMやファンクの要素もありながらゴージャスな歌謡テイストもある。
敬多:そう。メロディーラインには古き佳きJ-POP感があるんですよ。特にサビの展開とか、僕らのデビュー当時くらいの歌謡感があって。
——歌詞のテーマは日常からのエスケイプ。でも、かなり刺激的かつ情熱的に女性を誘惑してますよね。
輝:「Love or Love?」は、これまでLeadがひた隠しにしていた部分が出たと思います。僕たちってどこか頼りないって言われたりするんですけど、それはキャラだよって(笑)
この曲で自分たちの攻めの姿勢を表したかったんですよね。
—— “腹を空かせたハイエナみたいに”というフレーズも出てくるから、ガツガツしてるし、ワイルドな部分が出てますよね。
輝:そう。野生味を出しちゃいました。パフォーマンスで攻めてるものは今まであったんですけど、それを言葉でも表現しながら「好きだろ、こういうの」みたいな曲になったかなと。
敬多:要はキケンな感じを出したかったんですよね。
——ミュージックビデオには拘束具や目隠しされた女性、生クリームや口紅など、セクシャルな印象を与えるシーンが多く登場します。
伸也:ビデオはサディスティックなLeadを見せようと。敬多が言ったキケンな感じ、アブナイ感じを表情とか小道具を使って表現して、見ている人がハッとするような、ドキッとするような感じを出したかったんです。
——振付には、首を絞めるようなポーズや、首元を掴んで締め上げるような動きもありますよね。
輝:もっと言えばビデオはドSな男をテーマにしたんです。ただ、あまりエロティックになりすぎるのもダメだし、暴力的になるのもダメだから、ちょうどいいところを狙おうと。僕の中で裏テーマは映画の「SAW」でした。あの世界観を丸くした感じ。ああいう猟奇的な部分を裏テーマにしようと。
伸也:もしくは洋画の「ハンニバル」に出てくるような、姿形は人間なんだけどモンスターみたいな感じとか。
——ただ、3人ともスーツを着ているから、外見はスタイリッシュでクールに見えるんですよね。
輝:普通に見えていた人が実は違ったんだっていうほうが面白いかなと。「うわ、豹変するんだ」みたいな。ヴァンパイアも普段は人間として生活してるけど、夜は吸血鬼になるっていう。そういうギャップが裏テーマになってるんです。
敬多:とにかく女性はこういう猟奇的な男には気をつけて欲しいですね。特に俺たちみたいな(笑)。裏の顔を持つ男に気をつけましょうっていう曲です、これは(笑)。
——今作には3人が作詞や作曲を担当したナンバーも数多く収録されていますね。
輝:今回は個性がより出てる気がしますね。それぞれの得意な分野が、歌割りや楽曲の世界観に反映されてるんじゃないかなと。
——敬多くんが作詞した「Give Me Your Best Shot」は爽やかなブギー/ファンク系ナンバーに仕上がりました。
敬多:これはOLさん、主婦、学生のみなさん……日々頑張っている世の中すべての女性たちに向けて書いたんです。なので、日常的な描写を多めにして、そんなに難しいことは言わず、わかりやすく書いていこうと思ってました。
——「君らしい笑顔をもっと見せて」と、やさしく笑顔を向ける応援ソングですね。
敬多:僕がカメラマンになってるようなイメージで書いたんです。「ねぇ、もっと笑って」ってホームビデオを撮ってるみたいな感じというか。それを家族とか恋人とか、自分の愛する人に置き換えて聞いてもらえると嬉しいですね。
——「R.O.O.T.S」は輝くん・伸也くんのコンビによる、どストレートなブレイクビーツ・ナンバー。
輝:今回、自分たちの原点回帰となる曲を作りたいと思ったんです。そのときにブレイクビーツというジャンルは欠かせないだろうと。これまでも「Sunnyday」とか「SPEED STAR★」とかブレイクビーツの要素を「味付け」として採り入れた曲はあったけど、もうその「味」を全面に出した曲をやろうって。で、これは伸也が中心となって作っていったんです。
伸也:もともとこのトラックは10年くらい前からデモとしてあったんです。いつかどこかでやりたいなと思いつつ、ずっと寝かせてたんですけど、「Bumblebee」の制作中にメンバーとそのデモを共有して、これをちゃんと仕上げたいねって盛り上がって。今回作るにあたってベースが生演奏で欲しいとなって、後輩のLIFriendsのFUNKYに急遽ベースを生演奏で入れてもらって。そこからサックスも生演奏に差し替えて作っていたんです。
敬多:この曲が出来たときメンバーとも話したんですけど、全編ブレイクビーツの曲なんでブレイクダンスのバトルの曲にしてもらいたいくらいだと。僕たちも10代の頃はこういう曲を聞いてみんなでバトルするっていうことをやってきたし、ブレイクダンサーは絶対アガる曲だと思うんです。
伸也:僕はこの曲を書いていたときに、自分のデビュー当時を思い出しましたね。時が流れる中でいろんなものが変わってきたけど、その中で自分たちは変わらずにこうやって活動してこられたことが感慨深かったし、時代の流れって察知しないと置いていかれるなと思う反面、合わせてばかりだと時代に流されてるようにもなるから、時代との付き合い方って難しいなって。でも、この曲をつくりながら、自分のルーツというか、根っこが張れていれば、時代に流されずブレずに活動できるわけで。そうありたいって思いながら作ってました。
——タイトル表記に「R.O.O.T.S」とピリオドを入れたのはどんな理由からなんですか?
伸也:これは見映えです(笑)。輝からの提案で、「点を入れた方がイイカンジじゃない?」って。ただ、後付けではあるんですけど、点がちょうど4つ入るんです。もともと4人でやってたから、そういうところも気分がいいなと思って入れました。
——「メダリスト」は輝くんが作詞作曲、伸也くんがラップ詞を手掛けています。
輝:これは4年前のソチ五輪のときにデモを作っていた曲で。ソチ五輪を見ていたときにスポーツっていいなって思えたんですよ。俺、それまでは全然スポーツに興味がなかったんですけど、アスリートってかっこいいなと。選手のインタビューとかを見てるとメッチャ考えてるし、いろんなものを背負い込んで、メダル争いをしてる。いろんな大会に出て、いろんな試合を経て、自分とも闘いながら、金メダルをめざす様って本当にかっこいいなと思ったんです。
——選手のストイックな姿勢とかタフな精神力とか。
伸也:そう。そこでふと、メダリストってメダルを獲ったからメダリストって言われるけど、そうじゃなくてメダルをめざしてる人はもうすでにメダリストなんじゃないかと思って。じゃあ、それを曲にしようと思って書いたんです。
——競技に望む姿勢や心構えが歌われていますね。
伸也:アスリートの方たちは子供の頃からその競技ひと筋でやってきた。僕たちも子供の頃からずっとダンスをやってきた。僕たちも好きなものだからこそ突き詰めていきたいし、好きだからこそたまにイヤにもなるし、そういうところは自分たちにも重なるなと思って。だから自分たちのことを歌いながらも、誰かの背中をよいしょー!って押せる曲になればいいなと思ったんです。
——輝くんは今回、共作も含めてアルバムの半数の歌詞を書いていますが、作詞家としていちばんの自信作は?
輝:苦労したとかチャレンジしたという部分では、「Tell Me Why」は、「めざしたものができた」ということで達成感もあったし、自信になった曲です。これは洋楽っぽい歌詞を書きたかったんです。洋楽の訳詞を読むと日本人にはないストレートさがあったり、「そんなに情熱的?」みたいな、ちょっと恥ずかしいくらいのストレートさがあったりする。それを表現できたらなって。
——自分とは違う男を選ぼうとしている彼女への嫉妬や情念、心に渦巻く苛立ちや葛藤を描いてます。
輝:それを自分の観点で書いたらどうなるかなと思って。その思いをとにかく熱く書こうと。こういうテーマは洋楽でよくあるテーマだし、「Tell Me Why」は曲調自体が洋楽タッチなので、やるならこの曲しかないと思ったんです。
——最後に、このアルバムを手にした方に、もっとアルバムを楽しめる聴き方とか、このアルバムのトリセツをお願いします。
敬多:勇気が欲しかったら「メダリスト」とか、恋人がいてこれからのことを考えているんだったら「これまで、これから」とか、朝の通勤には僕が歌詞を書いた「Give Me Your Best Shot」とか、日常のいろんな場面に寄り添える曲が揃っていると思います。尚且つ、「Funk This Time!」が終わったらまた1曲目から聞こうって気にさせるような一枚になってると思うんで、全部通してきいても絶対気持ちいい一枚になってると思いますね。
輝:今回は新しいエンジニアさんとの出会いもあって、サウンド面もメチャメチャこだわって作ったんです。過去曲はハイ(高音域)の部分が強かったりして、結構キラキラしているサウンドが多いと思うんです。でも、今回はロウ(の音域)がすごい。スタジオに置いてある大型のモニタースピーカーで聞くとハンパないんです。だから、できれば低音が出る環境とかイヤフォンで聞いてもらえると嬉しいですね。そうすると、ひと味違うLeadを感じてもらえるはず。
伸也:良い環境で聞くと、曲によっては聞こえない音が聞こえてくると思うし、そういう環境がないんだったら、ぜひライブに来てください。ライブは大きい音でしっかり聞ける音響設備が整っている場所ですから!

 

インタビュー:猪又 孝

8th Album
「MILESTONE」
2018年7月18日(水)発売
>>Special site

-Credit-

01.Untitled
Music:AKIRA

02.Bumblebee
Lyrics:AKIRA
Rap Lyrics:SHINYA
Music:DREW RYAN SCOTT, DARREN “BABY DEE BEATS” SMITH, SEAN ALEXANDER

03.Love or Love?
Lyrics:Funk Uchino
Music:SAMDELL, Funk Uchino

04.Backpack
Lyrics:AKIRA
Music:Ricky Hanley, Peter ​​Boyes, Sebastian Thott

05.Shampoo Bubble
Lyrics:AKIRA
Rap Lyrics:DAISUKE”KM-MARKIT”KAWAI
Music:CHASE RYAN, BEAU EVANS, SEAN ALEXANDER

06.Beautiful Day
Lyrics:Lead
Music:DREW RYAN SCOTT, SEAN ALEXANDER

07.Tell Me Why
Lyrics:AKIRA
Rap Lyrics:SHINYA
Music:KEN for 2 SOUL MUSIC Inc., JUNE

08.これまで、これから
Lyrics:SAEKI youthK
Music:SAEKI youthK

09.メダリスト
Lyrics:AKIRA
Rap Lyrics:SHINYA
Music:AKIRA

10.R.O.O.T.S
Lyrics:SHINYA, AKIRA
Music:SHINYA, SEQUICK

11.トーキョーフィーバー
Lyrics:SAEKI youthK、CLARABELL、SHINYA
Music: CLARABELL

12.Give Me Your Best Shot
Lyrics:KEITA
Music:Alexander Holmgren, Command Freaks

13.Funk This Time!
Lyrics:Funk Uchino
Music:Kevin Charge, Johan Becker, Yoko Hiramatsu

「MILESTONE」

2018年07月18日

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