2015/09/07

Lead LIVE TOUR 『Lead Upturn 2015 〜MASTER PLAN〜』ライブレポート&アフターインタビュー

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Leadが夏の全国ツアー「Lead LIVE TOUR『Lead Upturn 2015 〜MASTER PLAN〜』」のファイナル公演を9月5日、中野サンプラザで行った。
 
8月15日に名古屋を皮切りにスタートした恒例の夏ツアーは、全国5都市で計10公演を実施。演出に若手ダンサーshow-hey氏を迎え、約6年ぶりにDJが加わったほかプロジェクションマッピングを導入したステージングで、Leadが今形にしたいエンターテイメントがたっぷり詰め込まれ、「Leadとして向かっていく、これからの行き先を表現していく」という強い意思表示が感じられる内容となった。
 
ファイナルの東京公演も昼夜の2公演が行われ、各公演とも多くのファンが会場を訪れた。18時半からの最終公演は、ステージを覆う白幕に谷内伸也、古屋敬多、鍵本輝の姿が映し出されるところから始まる。伸也が手を伸ばしたところで幕が降りると、ビルを思わせるようなセットの上に、映像同様に黒いジャケットを着た3人が並んで登場。会場が大歓声に包まれると、輝が手掛けたEDM色の強い「Fairy tale」でライブはスタートした。曲の途中から4人のダンサーが加わると、Leadは息のあったキレキレのパフォーマンスで観客を魅了する。続く「Extreme girl」では伸也のラップにあわせて、敬多、輝はセクシーなダンスで観客を煽る。そして敬多の「東京の皆さん、調子どう?」を合図に、敬多が作詞を手掛けたレトロでごきげんなディスコナンバー「スーパーディスコ」に突入。マイクスタンドを用いたパフォーマンスに会場が湧くと、「Still」ではメンバーと背景に映されたシルエットがシンクロして踊るという、プロジェクションマッピングを用いた演出でファンを驚かせた。
 
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ここまでほぼノンストップでライブを進行させるLeadは、2005年からずっとツアーのメインタイトルとして掲げて来た言葉を楽曲タイトルにしたアンセミックなナンバー「Upturn」を披露。曲が終わるとセット背景に再び映像が映し出され、ダンサーとシルエットがやり取りする演出で観る者の目を引いた。観客を飽きさせない演出を経て、ステージ後方からは突如DJセットが登場。ここからはDJ HIRORONをフィーチャーした楽曲が連発される。炎の映像と見事にリンクした「Burning up!」、伸也の「今日来てくれたみんな、マジ感謝」というラップから始まった「Real Live」、絶妙なハーモニーが印象的な「Gimme Your Love」を経て、このツアーのためだけに用意されたLeadが作詞作曲を手掛けた新曲「I DON’T GIVE A DAMM」では敬多がブレイクダンスを披露するパートも用意され、サビでは観客が手を上げたりジャンプしたりと、早くもピークと呼べる盛り上がりへと達した。
 
畳み掛けるように9曲披露し終えると、3人は「楽しんでますか?」と観客に語りかける。続けて敬多は「もう最高だよ!」、輝は「ふつふつときてます。燃えてます!」と観客を煽っていく。また今回のライブ用に制作された曲「I DON’T GIVE A DAMM」については、伸也が「サウンド的にはブリブリなんだけど、一体感はハンパないね!」と嬉しそうに発言。毎年夏のツアー中に誕生日を迎える輝は、「毎年皆さんからおめでとうと声をかけてもらえるのが嬉しい」と笑顔で語った。さらに、この夏原宿駅前にオープンしたLeadプロデュースのカフェ「Leadcafe」についても言及し、「ファンの集いの場になれば」と思いを明かした。
 
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長めのMCが終わると、再びライブに突入。伸也作曲の「Change myself」と輝作曲の「Until…」という同じコード進行の2曲をマッシュアップしたナンバーで会場を沸かすと、輝の「狩りに行こうか」を合図に「Hungry Sniper」ではステージ上が檻のように変化し、怪しげなダンスで観客を魅了する。続く「strings」では真っ白な衣装に着替えた伸也のラップが大々的にフィーチャーされ、曲の途中から傘をさした敬多と輝が、プロジェクションマッピングとリンクした「雨のように降ってきた歌詞を傘が弾く」演出で観るものを驚かせた。
 
そのままライブはじっくり聞かせるパートへと移行し、最新シングル「My One」や「茜色染まるころに」といったバラードが叙情的な雰囲気を演出。会場の空気がクールダウンしたところで、ストリートファッションに身を包んだ3人がライブ終盤に向けて客席を再加熱させる。「Love Magic」ではルービックキューブ風の椅子に座った3人がステージ上を動き回り、「バージンブルー」「想い出ブレイカー」ではメンバーと観客が一体となってダンス。さらにエレクトロ調の「Can’t Stop Loving You」「Speechless」を立て続けに披露して、最高潮の盛り上がりの中ライブ本編は幕を下ろした。
 
08観客のアンコールを求める「Lead、ありがとう!」コールが鳴り響く中、Tシャツ&ジーンズに着替えた3人はソウルクラシックを彷彿とさせる「Night Deluxe」でアンコールに応える。客席頭上ではミラーボールがまばゆい光を放ちながら回転し、中野サンプラザをダンスホールへと一変させた。「Night Deluxe」を歌い終えると、3人は「ここまで来ちゃいましたね」「ツアーが終わるの、イヤだね」「まあ何かが終わるってことは、新しい何かが始まるってことですからね」と思い思いに語る。すると伸也は「各地すごい盛り上がりを見せてくれた。次につながるツアーになったと思う」、敬多は「新しい出会いが増えたし、男の子も増えてきたと思う」、輝は「僕らの“基本計画”(=MASTER PLAN)って思いを込めて、ここを皮切りに始める。これを遂行するには、皆さんの力が必要。どんどんまっすぐ進んでいくので、ついてきてください」とファンにメッセージを送った。さらに敬多が「27年間生きてきたけど、自分は安心できる場所を探しているのかな。みんなにとっての安心できる場所がLeadであってほしい。そして『Upturn』って言葉を掲げて、日々進んでいきます」、輝が「ツアー集大成がこの中野サンプラザ。この一瞬をどれだけ刻むかが大事」と宣言してから、その思いを象徴するようなラストナンバー「It’s My Style」へと突入。曲のオープニングからエンディングまで、観客はLeadの思いに応えるように大合唱を響かせ、最高潮の盛り上がりを見せツアーファイナルは終了した。
 
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最後はマイクを通さぬ生声で「また来いよ!」と叫び、3人はステージを降りる。スクリーンにはエンドロールが流れ続けるが、客席からのアンコールを求める声は鳴り止まない。そしてエンドロールが終わったと思ったところで、スクリーンには「2015 Winter New Single Release」の文字が表示され、会場は歓喜に包まれた。
 
今回の夏ツアーを皮切りに、Leadの新たな「MASTER PLAN」は発動した。冬に控えた約9ヶ月ぶりとなる待望のニューシングル、そして2017年のデビュー15周年を目前にした彼らがどのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみでならない。
 
 
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――今回のライブは最初から最後まで、本当に見ごたえのある内容でしたね。

敬多 とにかくエンターテイメント性を強く意識しました。もう、エンターテイメントって何回言っただろうってくらい、意識的に言ってたし。やっぱり伝える、見せるっていうところに一番神経を使いました。

 初めてLeadのライブにいらっしゃるお客さんの場合、知らない曲だとイマイチ乗れなかったりすることもあるじゃないですか。でも今回は視覚的な華やかさだったり、エンターテイメント性を高めることでそこも気にならないようにできたんじゃないかと思います。

伸也 お客さんを置いてけぼりにしないように意識して、なんとしてでも参加できる場所を作ったりして。映像とダンスの融合はまさにそれで、ダンスがそんなに詳しくなくても面白いなと思ってもらえる、チャッチーなものを求めてライブ作っていきました。
 
 
――転換の場も飽きさせないような仕掛けがあって、次につながっていく感じが良かったと思います。

 よかった。今回のライブを作っていく中で、終わったときに1本映画を観たような感じになったらいいなという思いがあったので。

伸也 そこに気付いてもらえて嬉しいですね。

敬多 毎回難しいもんね、転換の部分って。

 待ってもらうために埋めてます、みたいに捉えられると一番辛いなと思ってたので、そこはみんなで相談しながら作りました。

敬多 今回は振付師のshow-heyさんにお世話になったんですけど、歳も近いしフィーリングもすごく合致してたというか。兄貴的な存在が入ったことによって安心感も生まれたし、見せ方1つ取ってもさらに幅が広がったんじゃないかと思ってます。

伸也 すごい刺激だったよね。
 
 
――今回のセットリストって、ここ3年ぐらいの曲が中心に組まれていて、今のLeadというものを強く提示している感じが伝わってきました。

3人 そうなんです。

 すごく迷ったんですけどね、昔からすごく応援してくれてるファンの人たちは昔の曲も聴きたいだろうし。いろんな思いがあったんですけど、今の俺たちを表現するにはこの曲たちが一番いいだろうなっていうものをピックアップしていくと、やっぱりこうなるんですよね。もちろん昔リリースした曲も今やるともっとカッコよくできるっていう思いで、「Extreme girl」みたいな曲も取り入れてます。
 
 
――なるほど。皆さん10数年も活動していると、見せ方にはそれぞれこだわりがあると思うんです。今回のツアーはそのこだわりや主張が強く感じられるステージだったと思いますよ。

 嬉しいです。今回のツアーは自分たちの内に秘めている思いを、ライブを通じて提示したかったんです。
 
 
――それを言葉じゃなくてパフォーマンスで示すというのが、すごくカッコイイと思いました。

敬多 自分たちでは、その示しているものがちゃんと伝わっているのか、なかなかわからないこともあって。でもそう言ってもらえたってことは、ちゃんと伝わったってことですもんね。本当に伝えようっていう気持ちでやっていたので、よかったです。
 
 
――そして、ここからLeadの快進撃が始まっていくと。

敬多 はい。僕の中では2年先までの年表がもう出来上がっているので。

 年表って。歴史みたいじゃん(笑)。

敬多 未来の予定はもう、組まれているんです。

伸也 まあ予定は未定なんでどうなるかわからないですけど(笑)、こうなっておきたいなっていうのはちゃんとあって。

 うん、それが俺らの「MASTER PLAN」だからね。

伸也 そうそう。
 
 
――冬に発売が決定したニューシングルで、さらに新たな一歩を踏み出すわけですね。

伸也 はい。本当に楽しみにしていてください。そしてライブに来た人には、Leadのライブは本当に楽しいなっていうのをまた感じてもらえるよう、もっとがんばりたいと思います。

(TEXT by 西廣智一)

 
 

Lead LIVE TOUR『Lead Upturn 2015 〜MASTER PLAN〜』第二部セットリスト


M1. Fairy tale
M2. Extreme girl
M3. スーパーディスコ
M4. Still
M5. Upturn
M6. Burning up!
M7. Real Live
M8. Gimme Your Love
M9. I DON’T GIVE A DAMM
M10. Change myself
M11. Hungry Sniper
M12. strings
M13. My One
M14. 茜色染まるころに
M15. Love Magic
M16. バージンブルー
M17. 想い出ブレイカー
M18. Can’t Stop Loving You
M19. Speechless

<アンコール>
EN1. Night Deluxe
EN2. It’s My Style

「Be the NAKED」

2019年01月30日

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