2019/07/23

31st Single「Summer Vacation」Special Interview

Leadの夏を盛り上げる、大人の恋を描いたスタイリッシュなサマーソング!
“音が見える”をテーマにしたMVは過去最高難度のフォーメーションに注目!

——「Summer Vacation」はトロピカルハウスを基調にした清涼感のある楽曲になりました。今回はどんなシングルをめざしたんですか?
輝:8月からツアーもあるし、いろんなフェスにも出させてもらうので、夏らしいLeadをもう1回ちゃんとやろうと。原点回帰じゃないですけど “夏と言えばLead”という感じをさらに盛り上げていこうということで、今回のシングルは3曲全部、夏ゴリ推しでつくりました。

——デビュー曲の「真夏のMagic」から始まり、これまでにたくさんサマーソングを歌ってきましたが、それらと今回の「Summer Vacation」との最大の違いは?
輝:大人感ですね。今まではガムシャラな夏というか、少年のような夏の曲が多かったんですけど、今回は一歩引いた大人感が強い。年齢に合った夏の曲になったと思います。
伸也:僕もスタイリッシュな感じを初めに聞いたときに感じました。爽やかでキラキラな感じもあるんですけど、その中に大人の余裕感があるなと。

——歌詞には、久しぶりの恋にときめいている大人の男の片思いが描かれています。
敬多:歌詞に“二度と恋なんてしない”とあるくらいだから、過去になんかあったんでしょうね。その傷を埋めようとして夢を追いかけたんだけど、運命を感じる人に出会ってしまって……みたいな。だいぶ恋にうなされてる感じ。
伸也:でも、ひと夏の恋では終わらせたくない。夏の雰囲気に乗せられて始まった恋だけでは終わらせたくないっていう内容になってるんです。

——歌詞で特に印象的だったフレーズは?
輝:いちばん印象的だったのは“渚で少年のグループが飛沫あげ”っていう部分です。俯瞰で“少年”って歌う年齢になったんだなって。「大人になったんだな、俺」って思いました。すごくリアルな歌詞だなって。
伸也:僕はサビの2行目に出てくる“さよならの砦”。まだ消えない思いが残っているっていう胸中を砦という言葉で表しているところが面白いなと。
敬多:ラップのところに出てくる“新ヴィンテージ”ってなんだ?って。最初に歌詞を見たとき、どういうことかな?って思いましたね。これ、新しくないですか?

——僕もそこはパンチラインだと思いました。“経験とは新ヴィンテージ”という歌詞にはどのような思いを込めたんですか?
伸也:傷ついたことがダメではないというか。それが味になって良いことに繋がっていくんだっていうことを言いたかったんです。
輝:デニムとかそうやもんね。
伸也:おばあちゃんとかに「あんた、こんな破れたの履いて!」とか言われるけど、「いや、これは味だ」「これがいいんだ」と。苦い経験をしている人は人間味がありますからね。

——歌詞の最後には、恋する自分を自嘲するようなフレーズが出てきますよね。
輝:あそこがLeadらしさかなと思います。
伸也:照れ隠しですよね。今回の曲は結構爽やかな印象だと思うんですけど、最後に急に現実的になって話を逸らすみたいな。その遊び心がイコール余裕感になればいいなと思ってます。
輝:今回の歌詞はshungo.さんに書いて頂いたんですけど、shungo.さんは「Bumblebee」のMVを見たんじゃないかと勝手に思っていて。あのMVも本編は意中の女の子に思いきり格好付けてアプローチしていくんですけど、最後の最後にそのパーティー会場から閉め出されるっていうオチがある。それを今回の最後にも感じるんですよね。

——最近はミックス作業の現場にも立ち会うなど、サウンドメイクに対するこだわりを強めていますが、「Summer Vacation」の音像で大事にした部分は?
輝:Low感ですね。低音の帯域をどこまで出すか。こういうダンスミュージックって低音域が大事だし、はっきり聞こえてこない音でも、それがあることによって太さが増すんです。だけど、出し過ぎると爽やかさや開放感が抑えられちゃう。そのバランスに最後までこだわりました。

——「Summer Vacation」のMVは、展開やリズムに合わせてCGグラフィックが出てきますが、どのようなコンセプトで作ったんですか?
輝:音の可視化です。音が見えるよねっていうMVにしたくて。去年のツアーはメッチャ照明にこだわったんですけど、やっぱりサウンドって見えた方がかっこいいなって。お客さんも目の前の景色が音とリンクしてると気持ちいいはずだから、それをMVでも表現したかったんです。

——今回の振付は、Lead作品にはお馴染みのShow-hey(RADIO FISH)さんですが、振付/ダンスのポイントは?
伸也:今回はフォーメーションがポイントですね。今までのLeadの振付でいちばん移動してるんじゃないかっていうくらい目まぐるしく動くので、そこが見どころ。打ち合わせの段階で、結構入れ替わり立ち替わり移動したいって伝えて、それを落とし込んでもらいました。
敬多:もともとは違うフォーメーションで振付をつくったんですけど、MVは三角形のステージに合わせたMV用のフォーメーションになってるんです。カメラワークに合わせて正面が変わるんで、「次なんだっけ? 次どこだっけ?」みたいな感じで頭がこんがらがってムチャクチャ大変でした。そもそも振り自体、個人的には歴代でいちばん難しかったですし。

——軽々と踊ってるように見えましたが。
敬多:ちゃんとかっこよく踊ろうとするとすごく難しいんですよ。「もう10年ぐらいこの動きやってます」っていうくらい体にちゃんと入ってる感じじゃないと上手く見せられない振りで。ステップにせよ、手のニュアンスにせよ、そういうところがあってすごく難しかったです。
伸也:僕も今回は難しかったですね。
輝:「ココ! ココ! ココ!」みたいなダンスじゃなくて、ニュアンス的な動きが多いんですよ。僕もまだ自分でしっくりくる格好いいポイントを見つけられてないですもん。

——なるほど。ポーズを次々に決めていく振付じゃないから、かえって難しい。
敬多:そうなんです。今回はそんなにビシッと動きを揃えなくてもいいんですけど、そのぶん3人のグルーヴが合ってないとダメ。なので、そこの格好良さをめざしたんです。

——今回の振付には「〇〇ダンス」というような部分はあるんですか?
輝:強いて言えば、線香花火ダンス?
敬多:1回しか出てこないけど(笑)。
伸也:サビのところもキャッチーだから印象に残ると思いますね。
輝:あとは、3人でしゃがんでピョンピョンやって、波を表現してる部分とか?
伸也:あそこ、みんなでやったらおもろいなぁ(笑)。
輝:ライブでみんながいったんしゃがんでピョンピョンできたら、「なんだこの光景は?」っていう感動がありますけどね。インパクトはある(笑)。
敬多:できるかなぁ、それ。けど見たいなぁ(笑)。

——2曲目「Paradise City」は、カラッとしたカントリーロック調の曲ですね。
敬多:3曲の中ではいちばん夏感があると思いました。最初に聞いたときは真っ昼間の浜辺みたいな絵が聞いた瞬間に見えてきて。すげえ大好きな世界でした。

——こっちはキッズ感がありますね。
伸也:よりアクティブですね。「Summer Vacation」は都会的な夏って感じだけど、こっちは浜辺とか。

——「Summer Vacation」はインスタ映えする都内のプールって感じだけど、こっちは青い空が広がる地方の海みたいな感じがします(笑)。
敬多:あはは! 確かに地元感みたいなのがあるんですよね。地元を思い出すというか。

——作詞を担当した輝くんは、どのようなイメージで歌詞を書いたんですか?
輝:「Summer Vacation」とは違う、はしゃぎたい夏を感じたくて、この曲を選んだんです。デモの段階で「Paradise City」という言葉がサビに入っていたので、「Paradise Cityか、楽しそうだな」と思って、そこから広げていきました。僕たち3人は仕事で一緒にいることが多いですけど、ライブで僕たちとファンの方たちが1つの場所に集まる——普段は別々の場所にいたとしても、みんなが集まるとその場所がParadise Cityになるよねっていう感じを描きたかったんです。

——ライブにもハマる曲ですが、友達が集まってワイワイやる夏の昼間のバーベキューとか、そういう風景も浮かぶ曲でした。
伸也:去年、沖縄に行ったんですよ。僕たち3人プラス、いつも一緒にやってるダンサーやヘアメイクさんで。そういう絵が思い浮かびますね。
輝:そういうのって大事だなって思ったんですよね。大人になるとお互い忙しくなって、なかなか友達と会わなかったりする。でも、たまに会って昔の頃のようにはしゃぎたいよね、みたいな。子どもの頃から一緒にいる仲間って、どれだけ大人になってもノリが変わらなかったりするじゃないですか。そういうのを大事にしたいなと思いながら書きました。

——3曲目「ANTHEM」は、アコギを採り入れた直球のEDMサウンド。輝・伸也コンビが手掛けた楽曲ですね。
輝:以前、事務所の社長から連絡がきて、最近のクラブミュージックを聴きに行こうと誘って頂き、社長とクラブに行ったのですが、流れてた音楽がEDMばかりで、20代前半の子たちが本当楽しそうにガチャガチャワイワイやってんたんですよ。みんなで知ってるフレーズを一斉に歌っててすげえパーティー感があって。こういう様子を曲にしたいなってずっと思ってたんです。で、本当は3曲目に入れる曲が決まってたんですよ。それはクールな曲だったんですけど、春のファンクラブツアーを回る中で、もっとブチ上がる夏曲が欲しくなっちゃって。そのとき「Boom!! Boom!!」が自分の中でフィットしたんで、夏のシングルにそういう感じを入れたいなと思って、僕発信でトラックを作ったんです。

——サウンドメイクでこだわった部分は?
輝:こういう曲調なので音圧とか使ってるシンセの音がすごく大事になってくるんです。なので、実際にEDMを作ってるDJやトラックメイカーが使ってるプラグイン(DTMの機能拡張ソフト)やシンセの音を調べて、いっぱい買いました。「今日はここまで作ろう。よし、もうできたな」って感じでファイルを閉じても、翌日開くと「いや、違うな」みたいな感じが毎日続いて。ファイルを開く度に新しいソフトシンセの音を買って、試して、やめて、みたいなことを繰り返しながら辿り着いたんです。

——ということは、輝くんのポケットマネーが注ぎ込まれてる楽曲なんですね。
輝:だいぶ投資しました(笑)。でも、この曲をつくったことで、自分の曲作りの幅や技が広がって、ひとつ先に行けましたね。

——伸也くんはどのようなイメージでラップのリリックを書いたんですか?
伸也:僕は「ANTHEM」というタイトルが付いた状態で輝からもらったんです。アンセムって、もともとは祝いの歌という意味があるので、そっちのイメージで書きました。歌詞の1番のテーマは縁。縁があって人々が集まるし、そこで起きるいろんなケミストリーを感じて楽しんで行こうと。その上で、自分の中に「これだ」っていうアンセムと思える曲があることがいちばんいいと思うので、そのことをラップの2番の歌詞で書きました。

——歌詞に出てくる“B.I.G.のようにSky Is The Limit”は、90年代に活躍した世界的なラッパー、ザ・ノトーリアスBIGの曲名の引用。そのあとに出てくる”This is how we do it”は、モンテル・ジョーダンのヒット曲と同名ですね。
伸也:ビギーはもう亡くなられてますけど、僕がヒップホップを聴き始めるキッカケになったのがビギーとか2パックだったし、「Sky Is The Limit」は思い出深い曲なんです。”This is how we do it”は、自分たちのやり方を大切にしようっていうメッセージを歌詞に込めたかったし、ビギーの流れもあったから、ヒップホップやR&Bを聞いてる人なら誰でも知ってると思うフレーズを入れたんです。

——最後に、8月から始まるツアー「Lead Upturn 2019~Sync~」のテーマを教えてください。
伸也:「Summer Vacation」のMVのテーマにしている“音の可視化”というところを軸におきつつ、Leadのライブは緩急を大事にしているので、そこもしっかり表現していきたいです。前シングルの「Be The NAKED」と「Summer Vacation」だけでも、前回は炎を使って、今回は水を使ってみたいな感じで両極端だから。そういうコントラストも表現できたらなと。

——Syncということなので、3人の歌/ダンス/照明がバチッとシンクロしたステージを期待してます。
敬多:そういう格好いい部分を見せるのはもちろんだけど、ハートフルな部分も見せたりして、その辺の緩急もつけたライブをやりたいですね。今回はいろいろ小道具も登場しそうなんで、それが面白い演出になるんじゃないかと思ってます。Syncっていうタイトルは、いろんなものとシンクロするっていう意味でつけたんです。なので、お客さんともひとつになりたい。ステージ、客席、全部がひとつになったらものすごいライブになるんじゃないかと思ってます。

インタビュー:猪又 孝

31st Single「Summer Vacation
2019年7月31日(水)発売

『Summer Vacation』
Lyrics : shungo.
Compose : Fredrik “Figge” Boström, Ryo ‘LEFTY’ Miyata, Lars Safsund
Arrangement : Ryo ‘LEFTY’ Miyata

『Paradise City』
Lyrics : AKIRA
Compose : HIKARI, MoonChild
Music Produced by HiDE Kawada for Future Unison
Track Produced by HIKARI

『ANTHEM』
Lyrics : AKIRA
Rap Lyrics : SHINYA
Compose : AKIRA
Arrangement : AKIRA

「Summer Vacation」

2019年07月24日

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